** とにかく買おう!! **

店選び編

1:家の近くを探してみる
車をディーラーでぽんと変えるような人はいいですけど、180SXはもう絶版だし、180SXが好きな人は金がない人が多いと思います。そこでまずは中古屋さんを探しましょう。

皆さんはまず買うときに中古車情報誌を買うと思いますが、それで見るのは一体なんですか?店ですか?車ですか?値段ですか?私は基本的にこの手の本は必要ないと思います。なぜならば、店を選ぶのは本ではわりませんし、車は掲載されているときには既にないものがほとんどです。そして値段ですがこれは変動するので実際は違うことも多いのです。唯一中古車情報誌が役に立つのはその最初に書いてある中古車を買うときの心構えなどですね。これで知識を蓄えるのは良いと思います。

さて早速店選びですが、できれば家の近くが良いです。中古車屋というところには意外と回数行くことが多いです。契約にせよ納車にせよ修理にせよ。なので近いところが便利なのですね。車の多い県などではかなり良くありますが、都心部には見当たりません。その場合は出張覚悟でがんばってください。

店の見極め方ですが、GOOやカーセンサーに登録されているところであればほぼ間違いありません。しかし完全ではなく、掲載されているのにトラブルが耐えないところもあります。その典型的な例が大型店です。チェーン展開されているようなところは意外にも信頼がなく、それでいて管理がずさんだと思ってください。できれば車の台数は少ないけれど町の中古車屋さんとかディーラー系の店が良いでしょう。また、チューニングベースならばチューニングショップなどでも販売していますので相談するのも良いでしょう。2006/07/22訂正:最近のショップは「ボッタクリ志向」が強いので、スポーツカー専門店・・・というのは逆に避けたほうがいいかもしれません。

ちなみに悪いと評判の店を一部紹介(関東圏のみ)
埼玉:オート○レクション(納車準備として金取るのに何もせず、アフターも悪い。程度も最悪)
神奈川:カーポイント○南(納車後にトラブルがあっても担当が辞めたとかいわれてアフターが悪い)
千葉:サン○ョウ自動車(程度が悪い。それでいて平均よりも高い)

2:オークションを前提に探してみる
最近は中古屋を通さなくても雑誌のなかに個人売買があったり、ネットオークションにもたくさんの180SXがありますね。それを使うことも手の一つです。しかし、注意したいのは初心者には向かない点と、保障がないというところです。ただ、今日現在・・・180SXは数も少なくなり、オークションがもっとも簡単な入手方法であることも事実です。

個人売買はユーザー同士のつながりですのでトラブルも多く、名義書換に下手に時間がかかったりします。しかし、何度か車を所有したことがある人にとっては問題ありませんので気に入ればよいんじゃないですか?それに保障だってチューンドですからね、トラブル必死ですからいい人は良いですね。しかし初心者にも使えるのがネットオークションで展示している全国の中古車屋です。これはある意味通信販売と同じですが、価格設定が割安の場合が多いので得します。しかし通信販売と基本は変わらないので注意してください。

180SXは一番新しいものでも平成11年車・・・程度が良いものの方が珍しい。
あるだけでも珍しいですね。

程度の良し悪し編

1:180SXの剛性
180SXという車は最初から剛性がない。それはハッチバックという構造上の故に起こることですが、中古車は一番重要です。そこで剛性のあるなしを見極める方法を伝授。

まず見たいのはドアの閉まり具合です。片手で軽くしまれば(両方)第一段階合格です。しかししまらない原因がドアのフックの可能性もあるので良く見てください。次に見るのは事故歴、フロントをぶつけた程度(フロントメンバー未満まで)ならいいですがそれ以上はつらいですね。特にリアをぶつけたやつは辞めたほうがいいです。基本的に事故歴がなかったりあってもちゃんと補修されている(かもしれない)だったら第2段階合格。

できればやりたいのはリアハッチを空けてその内装を剥いで見ること。世の中板金技術は日々進化していて、新車同様に仕上げることも可能ですが、それを見えないところだから・・・で適当にやる業者がいるのも事実です。特にリアハッチの内装下はそういうことが多くある場所なので要注意です。

次に見るのは動く部分。特にボンネットとリアハッチ。ボンネットは横から見てゆがみがないかどうかみてください。意外と外見にでますのでこれは重要です。(とかいいながら私のボンネットはゆがんでいる)ゆがんでいるのは事故によるものがほとんどです。もしかしたら事故歴有りかもしれません。また事故歴がなく補修歴もないのにゆがんでいるのは熱によるものです。発熱の多い180SXではサーキットやドリフトで多用すると純正でもゆがむことがあります。気にしなければいいですけど気になる人はパス。ちなみに私はこのパターンでゆがんでます。

はてさて、リアハッチに参りましょう。リアハッチを空けてみる時に簡単に開かない場合があいます。これはハッチ周辺のゴムによるものですが、くっついていればまずOK。普段使っててもくっつきます。逆にいうならばくっついていないものは雨漏りの危険があります。よく見てみてゴムが劣化していたら交換を前提と覚えておきましょう。

そして意外に見落とすのがハッチを持ち上げるダンパーです。ガス圧式なので漏れているかどうかはなかなかわかりませんが、自分にはこれを持ち上げるのは無理!と思うくらい重かったら交換です。あとで変えると意外と高いのでこれは要注意。それと、リアハッチを見たときにハッチの部分の高さが違うという人がいますが、これは仕様です。逆に高さが同じやつは何かあったやつでしょう。リアスポにもそれように段差があるくらいなので問題ありません。以上の点でOKならば第3段階合格。

ここからようやく機関のチェックです。SR20DETは熱にもろいです。しかも高回転でまわすとロッカーアームの破損が起きますのでエンジンをかけてみて5分ぐらいしてから音を聞いてください。1mぐらいは慣れていてもガガガガガガガというような音が聞こえたらこれはタペット音です。O/H必死なので辞めましょう…というのはうそ。

実は第3段階合格で買いなんです。エンジンは直せばどうにでもなりますがボディーは無理です。修理代を考えると割高ですけれども機関よりも程度で選んでください。後期型の180SXを選べば程度も大丈夫!なんていう昔の迷信は最近はもうダメです。

一番最初の180SX(SR型)が生産されてから2006年でもう16年目・・・

後期の180SXが生産されてからも8年・・・古い車です。ボディー程度が大丈夫ならば機関系は二の次です。機関系は乗るならいつか・・・という気持ちがいいと思います。(私の車も2006年で13年目です)

ちなみにCA18DETエンジンを搭載した初期型の180SXですが、これはお勧めできません。何せ年数が一番経っているものですから、程度の良し悪しを言う前に悪いもののほうが多すぎるからです。ただ、CA18DETエンジンというものはSRのような弱いエンジンではなく、かなり強度のあるものですからチューニングを覚悟していくのであればCAも面白いかもしれません。最近ではCAが見直されつつありますので、挑戦者はねらってみてください。

2:実車チェック
さて、もう買う寸前までくると試験走行できると思います。できないところは辞めましょう。
180SXは程度ですから絶対に走ってください。

走ったときに重要なのは内装のキシミ音。音はなるけどうるさい程度でなければそれはOK。きしみ音は新車でもあるので仕方ありませんがありすぎたら剛性がなさ過ぎます。注意してください。

あと…もう買う寸前ですから走行関係の部品などをチェックしましょう。まずはクラッチが滑っていないかどうか、ミッションの入りは良いか、エンジン音に異常はないかですね。あとはインテリア関係ですがこれは趣味です。ぼろくてもいいという人もいれば逆もあるので自分の納得次第で選んでください。純正シートがぼろくても変えてしまえばいいですからね。内装で車選びはしないこと。

あと、できるところは少ないですが、一度ジャッキで持ち上げてみるといろいろわかります。デフ周辺のオイル漏れの有無や擦った跡などが一目瞭然です。さびもわかりますね。特にS13系はブッシュやメンバーが弱いのでそこを見てください。ブッシュが変ならば交換をお願いしましょう。メンバーが割れている場合は乗ってみて異常がなければ剛性にまだ問題ありませんので今のうちに溶接しておきましょう。特に割れるのはリアメンバーとアームの付け根、フロントのタイヤホールの内側です。ジャッキアップできない店で買ったらその後すぐにでもディーラーでいいのでチェックしてもらってください。

3:事故車はお買い得?
サーキットやゼロヨンには向きませんがドリフトをやる人には程度ってそれほど関係ありません。まぁ〜ドリフトを既に極めていて速いドリフトを目指す人は重要ですが練習目的ならば事故車もいいかもしれません。なぜって…自分が事故車にする可能性が極めて高いからですね。その場合は機関の程度を見ましょう。

あと、走行距離の問題が中古車にはつき物ですが5万キロは慣らしとふんでください。それくらい10年前の車にはあたりまえです。10万Kオーバーはちょっと注意が必要です。機関や車体程度に問題がある場合があります。

事故車を買うといってもここだけはという場所があります。それはやはりリア周りです。とくにリアメンバーを強打した可能性にあるやつは問題外としてください。S13系はトラクションが薄いので事故っているとさらにやばいかもしれません。そうなるとS13の楽しみが減ってしまうのでやめるべきです。しかしドリフトベースならばフロントメンバーがいかれていても問題ありません。そこらへんは腕でカバーできます。

あと、中古車で買うときからシルエイティーになっているものがありますが、これは事故車がほとんどです。特にS13シルビア顔は事故車の典型的な例ですので注意してください。某ショップでは15顔で販売しているところもありますから全部が悪いというわけでもありませんが…

あ、そうそう。中古で神奈川プリンス限定販売の「シルエイティー」が売っていたら即Get!!自慢できまっせ!リアガーニッシュはシルエイティーになっており、純正シールでフェンダーが固定されているのでわかるはずです。(私は過去1台しか本物にめぐり合ったこと無いです)

4:その他のパーツを見てみよう
さて、程度の話が終わりましたら今度はチューニングを頭に入れて選びましょう。ポイントはドノーマルとチューンドです。信頼できる店ならば最初からチューニングされていても問題ありません。特にチューニングショップで販売されているものはほとんどチューンドです。ドノーマルが良い人はそれを伝えれば探してくれます。

ではチューンドを買うときの注意です。まず、給排気からですが、日産車はほとんどの車がマフラーを変えてますね。ですからこれはチューンドにはもう入りません。しかし車検に通らないものが入っていることもあるのでこれは注意。エアクリーナー安価ですので換わっているものも多いです。しかし、これは実に意外と重要なポイントです。エアフロの関係でエアクリーナーとマフラーで実は純正ECUの限界です。このまま走るとトラブル必須なんですよ。そこでこの二つだけが変わっているのはお勧めできません。できればECUが通販コンピューターでも良いので変わっていることを確認してください。しかし、ECUが変わっていると問題もあります。現車あわせECUだと前オーナーの癖がついていることもありますので扱いにくい場合もあります。またそうなるとノーマル戻しの状態で販売されているかもしれませんのでここは販売員に聞いてください。

あと、タービンやマニなどにまで手を入れられた車ですが、これは初心者は辞めましょう。扱えないと思いますし、チューンドのメンテナンスも知らないうちは絶対に壊します。もう何台目!って人は買いですね!タービンの程度やエンジンの中身が不明なのは怖いですけど・・・

その他のパーツとしては、LSDにミッション、タイヤ、車高調、インタークーラー、補強パーツなどありますがLSDとタイヤは問題ないでしょう。あとは程度です。自分で見てOKならば買って下さい。私も現物を見ないと判断できませんのでこれ以上のことはサポートできません。

平均金額編

1.180SXの種類
以上のことで180SXの買い方は分かったと思いますので、ここからは雑学的知識でお読みください。まずは180SXのグレードについてです。

前期型89年

180SXデビュー、エンジンはCA18DETのみ、形式番号RS13やKRS13というものがそれ。フロントバンパーは穴あきのストラントノーズです。形式番号でKがつくのはハイキャスつきですが、ハイキャスはチューンしていくと障害になりますのでないものを探してください。グレードは標準のタイプ1と内装変更のタイプ2があります。前期型と言うやつはこれです。

中期型91・92年

S13系マイナーチェンジ、エンジンはSR20DETのみ、形式番号はRPS13かKRPS13。フロントバンパーが変わって中期型と呼ばれる。ハイキャス搭載車は上記と同じですが、このときからスーパーハイキャスに進化した。でもそれほど意味はない。グレードはタイプ2と92年発売のタイプ3があり、前期型のタイプ2との違いはエンジンのみ。ややこしいので気をつけてください。ちなみにタイプ3は大規模な構造変更でエアコンはオートになり、内装も変わります。この先に出る真の中期型と内装は一緒です。ちなみにこのときのエンジンは赤ヘッドと呼ばれ、その先のSRのなかでも一番もろいエンジンです。

中期型94・95年

グレード変更。中期型と呼ばれるもので一番台数が多いのがこれです。。形式番号は変化ありませんが、グレードの名称が変わり、タイプXになります。タイプXは92年のタイプ3と同じ物。この時に積まれているのはSE20DE(T)に変わりありませんが、クーリングチャンネルつきのピストンが内蔵され強化されています。ちなみにヘッドカバーから黒ヘッドと呼ばれます。95年にはABSが標準装備され、エアバックもオプションとして登場しました。

後期型96年以降

S14がデビューします。それによって180SXも消滅と思われましたが、大規模なマイナーチェンジで生き残り、180SX史上最大の変更がありました。変更点は内装・外装のチェンジとエンジンはさらに強化されたSRとなり、ラジエーターには電動ファンが追加されます。形式とグレードに変化はないです。これらを通称「後期型」と呼びます。180SXの中で一番かっこよいモデルです。このとき初めてNAのSR20DE搭載車がデビューします。タイプRは内装を簡略化(といってもさほど変わらない)したものでシートがちゃちなものになります。内装の内張りもビニールです。

以上の中でお勧めなのは中期型の黒ヘッドで、発売時期は94年のもの。なぜってそれはABSですよ。あったほうが安全といわれますが、このときのABSは非常に馬鹿ですぐに効き始めます。本気で使うにはまったく必要なく、エンジンルームの場所もとりますのでないほうが良いでしょう。

2.180SXの値段
さて、上記のグレードを元に平均の値段を発表します。しかしこれらは平均ですので目安にはなりますがそれ以上は限界があります。ですのでこんなものかぁ〜程度に見てください。ちなみにすべてMTの値段です。ATもあり、程度がよく人気ですが、数が少ないです。価格は下記の値段から10万円引きだと思ってください。

前期型:1万以下〜20万以下

中期型(赤ヘッド):10万〜70万

中期型(黒ヘッド):20万〜110万

後期型:70万〜190万

後期型(NA):50万〜150万

こんなのを参考に皆さん!良い180SXを探してください。

 

MENU
copyright(C) 1997-2006 zeroyui. All Right Reserved